こんにちわ。
鉄でオブジェとか作っている江口真代です。プロフィールは以下になります。
ただいま作っていますものは
「フィロデンドロン・タンゴ」
Googleの画像検索ではこんな植物です。
なかなか進まなくて。。。
悩みながらの組み上げなので、パッパパッパとははかどらないですなぁ。
鍛造した葉っぱはヤスリがけの後、
どの茎のパーツを使うかを決めて溶接し、
取り付きの位置、角度、茎の曲がり具合などを色々検討、
7割方めどが立ったら仮付けして再調整、な感じです。
でも次の日には気に入らなくてやり直したり、、、
まぁ、やり直せるうちが安全圏で、そのうちやり直せなくなってくる。
他のパーツが取り付いてきて、否応なく固まってきてしまいます。
それでも鉄は赤めればそこそこ動くので、余地の大きな素材かもしれませんね。
葉っぱは2.3ミリ厚の板を使用しています。
葉っぱにした時にそこそこの肉厚感を感じます。
実際の葉は、もっと厚みを感じないと思います。
でも、大振りな葉はこのくらいの鉄板のほうが、私はしっくりします。
メインの茎は、ソリッドに作ると重すぎる気がしたので、
透け感のある集積で行こうと思っています。
イメージとしては、素描でザザッと描いたタッチみたいな、、、
上手く出来るかなぁ〜
まあ、いつもの様に気に入るまでしつこくしつこくやりますわよ、
どうせ気に入るまでやめられないんだしーーー。
そこそこ葉っぱがついて全体の雰囲気が見えてくると、少しホッとしますね。
同じ方向からばかり見ていると、裏が、完全に「裏」の顔になってしまうので、
グルグル回しながら色々悩みます。
スケッチを描いた方向を正面として作りますが、絵ではないので裏面も見えますから。
だけど、スケッチ描くと、マジ裏が「裏」って表情になるように
運命づいちゃうトコがあるのですよ、困ったことに。
なんか、立体なんだけど平面的に出来上がっちゃう感じ。
これを回避するために、葉っぱを1,2枚余計に作っておきます。
最終的にバランスを取るために使います。
さてさて、葉っぱが一株に組み上がっても
それで終わりではない。。。
まだベースをどう作るかが大問題なのであった。
そして、できた作品がこちら