このところ葉っぱばっか作っている江口です。
プロフィールは以下になります。
プロフィール
ちょっと大きなフィロデンドロン・タンゴを作ろうと思っているのです。
12月に和歌山で作品展をするので、それに向けてでございます。
「フィロデンドロン・タンゴ」
Googleの画像検索ではこんな植物です。
深い切れ込みの入った葉と、そうでないものが混在の予定。
一株にこんなに葉の形のヴァリエーションOKなのは、
何よりフィロデンドロンならではですな。
まして、フィロデンドロン属と一つ階層を上げれば、
はて、同じ属かいなと頭をかしげずにいられないほどの、形の幅を持つ植物です。
このいい加減さ(?)大好き!
さて、作業は極めて地味でございます。
切り出した鉄板をひたすら叩く日々。
筋肉痛と神経痛の様子を見ながら淡々とタンタンでございます。
表から叩き、裏から叩き、
中心の葉脈あたりを叩き、裏から膨らみを叩きだし、、、
と、あちこちから叩きながらカタチを見つけていきます。
スケッチ(イメージ)を頼りにコツコツです。
一枚一枚は、6,7割ぐらいの整形で留めて、
全体が揃ってきてから細部を詰めるようにしています。
あまり一枚を詰めてしまうと、調整の幅が小さくなって、まとめ辛いんですよね。
全体で一個にするので、糊代みたいな部分を残しておきたいのです。
そんな日々でも、ちょっと差し入れを頂いてお茶などしちゃったりして。
西側の雑木林の下草刈りに、ワイルドなアイさんが作業にいらして、
バームクーヘンいただきました。美味〜
いろいろお話し伺うと、いつもワイルドさに目が点なのですが、、、、
「昔、溶断しててさぁ、
溶けた鉄がちっこい玉になって転がって
袖とかに落っこってさぁ、
服を突き抜けてアチッ、アチッ、てなることあるだろう。
そん時、よく匂いかで見なよ。
焼肉の匂いするよ。
人間も焼けると焼肉の匂いするんだよなァ」
「・・・・・」
(オーマイガーっ!!!
無理無理無理っ、自分から焼肉の匂いとか、絶対無理だから!
気をつけよう気をつけよう気をつけよう気をつけよう・・・・・)
さてさて、
できた作品はこちらです。