家族をテーマにした彫刻作品です。
月を頭部とし真鍮鋳物で制作、シンプルなボディのフォルムは2枚の厚いステンレス板で表現しました。
頻繁に人の通るペディストリアンデッキへの設置予定だったので、
威圧感のない大きさとカタチがふさわしいと考えました。
三日月、半月、満月の3体で構成しています。
子供の頭部は
これからどんな形にでもなっていける可塑性を感じられるようにと、
両親の頭部とは表面テクスチャーを変えました。
両親の間から見える子供。
子供の見上げる視線は両親を超えて空へ。
家族のカタチにモデルケースとか標準形などといったものを設定するのは
とても乱暴だと考えています。
あえて、その上で
パパ、ママ、ボク、といった登場人物を採用したのは
共通語としての認知しやすさを求めたためです。
(ウチにはネコが居て、立派に家族の一員です)
どのカタチがパパでママで、といった解釈は見た方に委ねます。
■家族の肖像 – 月の家族■
パパがいて
ママがいて
ボクがいる
ArtFarmCieloniがアート計画をしたNorthportmall(ノースポートモール)には
アート作品7シリーズを設置しました。
アート計画全体に「いっしょ」という共通テーマを決めました。外構モニュメントとしてのこの作品は7シリーズを包括する位置づけとするため
シンプルに「いっしょにいたい」というキーワードをもとに
家族を表現しました。
アート作品7シリーズを設置しました。
アート計画全体に「いっしょ」という共通テーマを決めました。外構モニュメントとしてのこの作品は7シリーズを包括する位置づけとするため
シンプルに「いっしょにいたい」というキーワードをもとに
家族を表現しました。
ノースポートモールに設置した他の作品はこちらです。