箱根に自制するマメザクラの葉をモチーフにした鉄の彫刻、アート作品です。
厚みのある鉄板に窓を開け、ひと枝顔を出している構成です。
葉は3枚とし、うち一枚は線の表現としました。
葉の表面は丹念に鍛造しハンマートーンをはっきり付けて、面の葉の中央に切り込みを入れ太い葉脈を表現しています。
厚みのある鉄板は実際に錆びた風合いを残した仕上げとし、重厚な風合いを醸し出しています。
- OKP-221
- サイズ : w300 d100 h500
- 素材 : 鉄
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鉄で葉を作ると中心の葉脈は打ち込みで表現することが多いように感じますが、私は切り込みを入れる場合がほとんどです。
そのほうが、葉が軽く感じられて好きです。
こちらは「OKP-222」の作品です」
「Box -サクラ葉」の作品は5個制作したのですが、 全て枝が顔を出す位置が違います。
線表現の葉の位置も変化をつけています。
同じ階の廊下に設置になるので、微妙ですが、変化がリズムになればとの思いです。
こちらは「OKP-220」の作品です」
桜は好きな花なので、色々な作品を作っています。
花の印象が強いと思いますが、新緑の葉桜も綺麗ですよね。
こちらは「OKP-230」の作品です」
私、桜餅好きで、塩漬けの葉も一緒に食べちゃいますが、桜の葉にはクマリンという肝毒性成分があるそうです。
そもそもそのせいで、桜の樹の下には他の植物が育ちにくいとか。
ただ、よほど大量に食べなければ問題になる量ではないとのこと。
桜独特の香りも実はクマリン由来だそうです。
桜餅の桜の葉は大島桜の塩漬け用に育てられた新葉で、作品のモチーフにしたマメザクラやソメイヨシノではダメだとか、桜は毎年見ていますが知らないことが色々ありました。
こちらは「OKP-231」の作品です」
このシリーズに桜の花はないのですが、桜の花粉には「エンドルフィン」という神経伝達物質が含まれていて、モルヒネの数倍の沈静効果があり幸福感をもたらすそうです。
春、お花見をしているとなんか幸せな気がするのはそのせいなのか? なんて思ったりして。
「Box」と名付けた作品は他にもあります。
箱ではなく、板の窓からモチーフが覗く構成です。
最初プランを作っていた時、箱がベースだったのでその名前になっているのですが、
作っているうちに板だけになりました。その方がいい感じだったので。
桜をモチーフにした作品はこちらになります。
メイキング
植物をモチーフにした鉄の作品は色々あります。