花弁の多いバラの花モチーフにした鍛鉄のリースです。
花と蕾が溢れるように配したデザインです。
固い蕾から綻びかけたもの、大きく咲き誇るもの、様々な段階のバラをリズミカルにつなげました。
- OKP-096
- サイズ : w300 d100 h300
- 素材 : 鉄
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薔薇の花は定番と言って良いモチーフなので、何度も作っているのですが、
実は蕾が少し苦手です。
それで、様々な膨らみ加減の蕾を、あえて作り分けることにトライしました。
花弁のパーツの形、枚数をいろいろに工夫しました。
花弁の開き始めた蕾です。
花弁の枚数はどうしても少ないわけで、丸みを持った形にまとめるのに苦労しました。
綻び始めた花です。
簡略化した記号的な表現と、実際の薔薇を感じられる表現との間で悩ましいです。
イメージとしてはカップ咲と言いたいところなんですが、
枚数をあまり多くするとかえってバラらしく感じられないものになりそうな予感もして。
硬く小さい蕾の表現です。
塊感を出すために、ソリッド表現としました。
太い鉄線を叩いて、大きくハンマートーンをつけました。
添えられた葉の表現です。
センターの葉脈はプラズマ溶断で抜いたものにしました。
センターをクサビ叩きで表現するか、溶断で抜いたタイプにするかで、全体の雰囲気がだいぶ違うと感じます。
抜き表現にすると鉄特有の重さが、適度に緩和されるように思います。
咲き誇る花の様子。
細かいウェーブの花弁を使い、花を大きく仕立てました。
バラの作品はこちらにもあります。