カセキの時間「風光る　カンガルーアイビー」

カンガルーアイビーをモチーフにしたアイアンアート作品。
鍛造によって繊細なハンマートーンを施した葉が、元気に伸びている姿にまとまっています。
大小のあるハート型の葉のリズム感が可愛らしい雰囲気です。

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真鍮ブラシで磨きこんでうっすらのった真鍮が、シックで少し華やかな色味を添えています。
ベースも含め全て鉄で、クリア塗装仕上げです。素材の色だけで、色味の違いを表現しています。

ベースから枝が溢れ出ているようにセットしています。
実際の植物も、それぞれの葉は日光を求めて
できるだけ重ならないように伸びています。
それに習って、葉はそれぞれ勢い良く伸びているように
感じられるようにしました。

錆びさせたパーツの荒れた面に細かいハンマートーンをのせています。
シワ感のある表面が柔らかい葉を感じさせます。

葉は全て手切りでパーツを切り出しているので
バラエティのあるハート型になっています。
公共スペースへの設置を考慮して先端は丸みをもたせています。

実際のカンガルーアイビーは葉の周囲がギザギザしています。

作品的に尖っている部分は馴染まないので、ハート型にデフォルメしました。
枝は先端に向かって葉の大きさが変化しています。

ベースの部分の仕上がり。
錆びた鉄をバーナーで焼いたパーツを、磨いた板をバーナーで焼いたパーツの上に載せています。

自然の腐食を生かしてテクスチャーに変化をつけました。

マンションのコーナー、ニッチスペースに設置になりました。
カンガルーアイビーはヘデラのアイビーと違ってウコギ科なので、枝は木化します。
なので、枝ぶりは少し力強く感じられるようにしました。

私はカンガルーアイビーが好きで、なんだかたくさん作っています。（笑）

壁につけるタイプも。