咲き揃う頃のバラの立木をモチーフにした鉄の鍛造作品です。
花は「シャルル・アズナブール」別名「マチルダ」をモデルに少し小ぶりで花付きの多い雰囲気にしました。
バラは、それこそたくさんの種類がありますね。
モチーフにしたバラは、こんな花です。マチルダ
全体的に軽やかに仕上げるために、一部の葉はワイヤー表現 とし、面の葉も中央の葉脈をラインで抜く仕様にしています。
それぞれの花の向きは若干ランダムにして、 風で動くような佇まいを意図しています。
- OKP-063
- サイズ : w420 d300 h980
- 素材 : 鉄
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花びらは一枚一枚を手で切り出して鍛造しているので同じ形のものがありません。
錆びた鉄板から作った花びらは、鍛造の熱で赤みを帯びます。
真鍮ブラシで磨きこんだ葉は、うっすら真鍮の色がのります。
モデルにしたバラは、清里のプチホテル「オールドエイジ」さんの 庭に、アーチになっていた花です。
花はその時だけ咲いていることが、「花」なのだと思います。
鉄のバラは、あの時の「花」の記憶の形です。
バラの雰囲気に合わせて、台は少し装飾的なデザインとしました。
金属の色見を活かすために、半艶のクリア塗装をしています。
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