世界が創られた7日間から7つの動きを取り出して、
一匹のペンギンが啓示を受け、
歩き出し、調子に乗り、反省して振り返る一連の動きを
7つの形で表現します。
オーストラリアのフィリップ島に生息する世界で一番小さいペンギン
フェアリーペンギン(コガタペンギン)と同じ大きさになっています。
ペンギンの作品「P.Parade」は、様々な場所で展示、設置されています。
出没するペンギンたち

Social studies visit

「P.Parade」

アメニモマケズ・カゼニモマケズ

アルミ鋳造ペンギンオブジェ

野辺山アースワークミーティング2000

ko.n.ni.chi.wa. ボクの友だち-

海の中から空の中へ

Bay Park Funabashi Art展’84
このペンギンには、1体毎に名前があり、性格も違っています。
7体の一連で基本形をなしますが、組み合わせを変えることにより
情景に合わせて物語を語り出し
様々な雰囲気を醸し出すことが出来ます。
思えば、、、
1992年、オーストラリアへの旅行で フィリップ島の
フェアリーペンギンに会いました。
それは世界で一番小さいペンギン。
大人でも20数センチの体長しかありません。
どこから見てもか弱く、臆病な彼ら。
そして、驚くほど凶暴に生きていました。
「かわいい」なんて人間の勝手な感傷で
かわいい彼らはとてもたくましい「生き物」でした。
印象を昇華して作品にするのに2年の時間が必要でした。
ペンギンはその昔、
動物を食べることを禁じられていた人たちに
魚の一種として食されていたそうです。
昔は日本でもウサギは一羽と数えて
食べていたそうなので言えた義理ではないのです。
でも、この事実は、
ペンギンを食べるという発想のなかった私にとっては衝撃的でした。
ペンギンは動物なのか魚なのかという分類分けの時点ですでに、
人を悩ます存在だったわけです。
■ P.Parade ■
あの日キミが心をきめて、あたらしい世界へ
おそるおそる左足をふみ出し、
右足をふみ出し、
勢いづいて、調子にのって、すべってころんで、
反省して、ふりかえっていたのを
ボクはこっそりと見ていたんだ