Evernote代替えとしてのUpNoteとBearに関して。

こんにちわ。
鉄でオブジェとか作っている江口真代です。プロフィールは以下になります。

Evernote代替えとしてのアプリをいろいろ探すことになりました。

昨年秋のアップデートは随分使い勝手が変わった印象ですね。

私の場合、使い勝手だけでなく、同期に問題が起きて、メインで使うのは怖くなりました。

それで評判の良いような、UpNoteとBearに関して、少し使ってみて、結構違いがあるなと実感したので、簡単にまとめたいと思います。

Evernoteの代替えとしては、以下の点で選定しました。

  • 自分はMacとiPhoneを使っているので、MacとiPhoneで同期が取れる。
  • ダークモードがある。
  • 見やすい書類に体裁を整えられる。

それで、UpNoteとBearを候補としました。

 

UpNote、Bear それぞれの特徴

UpNote

ノートブックという、フォルダ整理をしたようなインターフェイスで、一枚の書類に複数のノートブックを設定できる。(ダグっぽい使い勝手)

書類の見た目はEvernoteに近く、Markdownが使える。

現在、直接印刷ができない、プレビュー等を通すことになる。(サポートに問い合わせたところ、将来的にできるようにするそうです。)

サポートより、バージョン5.8.1で印刷機能を追加との連絡がありました。

htmlコピーとか、Markdownコピーとかも無理そう。

ノート50個までは無料。サブスク月額100円、ライセンスの買い切りを1,840円。

UpNote 公式サイト

Bear

ノートアプリ、Bearのロゴマーク画像。

タグのみの整理、タグの入れ子で階層管理ができる。

書類のどこにタグをつけても整理される、その反面、その書類にどんなタグがついているかが見通しづらい。(自分ルールが必要と思われます、冒頭や末尾に統一とか。情報パネルに出してくれればいいのに。)

htmlコピー、Markdownコピーができるので、ブログ下書きなどには便利。

表に関しては、私的には絶望的。

サブスク月額150円、年額1500円。

iPhone/iPad版BearはAppStoreからダウンロード

Mac版BearはMacAppStoreからダウンロード

 

Evernote、UpNote、Bear それぞれの表に関すること

表に関してEvernoteは柔軟で、使い勝手がいいです。

UpNoteとBearでは、それぞれに違いがありました。

面食らったのはBearで、Evernoteから読み込んだ書類に表があったものは、見る影もありませんでした。

Excel、Webからのコピペ

Excelからのコピペ、コピー元はこちら。

Excelでのサンプル表の画像

Webからのコピペ、コピー元はこちら。

Webページで表示されているサンプルの表

Evernoteの挙動

どちらも、編集もできる表になります。

EvernoteにExcelとWebからのコピーをペーストした状態。

UpNoteの挙動

UpNoteにExcelとWebからのコピーをペーストした状態。

Excelからのコピペは、画像として張り込まれました。

Webの方は、編集できる表として入りました。

バージョン3.12.2のアップデートで、
Excelから編集できる表としてコピペできるようになりました。

UpNoteにExcelの表をコピペした状態。

Bearの挙動

BearにExcelとWebからのコピーをペーストした状態。

どちらも表になりませんでした。(笑)

 

メールアドレス等自動でリンクが入るものの見え方

メールアドレスの書式のものを入力、もしくはコピペすると、自動でメールソフト等が立ち上がるリンクが入りますよね。

EvernoteとUpNoteは同じなのですが、Bearではちょっとうっとおしいです。

Evernoteの場合

Evernoteでのメールアドレスの表示

UpNoteの場合

UpNoteでのメールアドレスの表示

Bearの場合

Bearでのメールアドレスの表示

コードブロックの見え方

コードブロックの見え方もそれぞれ違いがありました。
以下のスクリーンショットはWordpressテーマTwenty Twenty-One、functions.phpの冒頭です。

見やすいと感じたのはUpNote
小回りが効くのはBear
と感じました。

Evernoteの場合

ないよりはいいですよね。

Evernoteのコードブロックの見え方。

UpNoteの場合

読み込みに少し時間がかかることがありますが、自動でカラーリングされます。
テーマまでは選べないようですが、やはり見やすいと思いました。

UpNoteのコードブロックの見え方。

Bearの場合

カラーリングはないですが、右上の縦ドット3個をクリックるすと「指定フォーマットでコピー」メニューが出てきます。これ、便利です。

Bearのコードブロックの見え方。
Bearのコードブロックの見え方_2。

結果、UpNoteをメインに

現在UpNoteにしています。 私の場合、しょっちゅう印刷するわけではなく、書類の見た目としてはBearより見やすいと思いました。

EvernoteからBearに読み込んだ、メールアドレスを表で整理していたものは、何が何だかわからないものになり。。。

やっぱり、場合によっては表も使いたいですしね。

 

Evernoteのプレミアムをやめました。

昨年秋、Evernoteをアップデートしたら、Mac、iPhone、Web版で同期が取れなくなりました。

サポートと散々やり取りして色々やってみて、Macのシステムの再インストールまでやって一週間格闘した末、それでも同期が取れなくて流石にバカらしくなり、Evernote離脱を決めました。

無料でも今までの書類が無くなるわけではないので、新規追加に良さげなものをあたってみました。

Evernoteから移行する人、多いようですね。

 

代替えアプリとして他に当たったもの

Notion

私はどうもうまく書類の検索をすることができませんでした。

ダークモードが使えないことや、私用にあまり装飾を必要と思わないこととかで、高機能で魅力的ですけど、お手軽ノートとしては、候補を外しました。

 

OneNote

どうにもインターフェイスが好きになれません。

 

SimpleNote

書類に画像入れたいので、候補になりませんでした。